[第8回]ほっと、山梨。
甲府駅の北口にて女神を見つけました。
虹は、神秘的な色をしているため、神話となっています。ギリシア神話の虹の女神「イリス」。女神は、一人ひとりの願いを聴くために、その姿を虹に買えて現れているのかもしれません。もし、虹が見えたら、遠く離れて暮らす家族や恋人の幸せを願ってみてはいかがでしょうか。
・願い事が届くスポット
今回、虹が見えた場所は、甲府市北口にある甲州夢小路。平成25年3月25日にオープンし、山梨の伝統工芸品を扱うショップ、県産の食材を使ったレストラン、美術館などがあり週末には県外から多くの観光客が訪れています。その一角にある「時の鐘」。甲府城下、寛文年間(1661-1673)ごろ、甲府城下に鐘楼が建立。その後、火災で焼失しましたが、141年の時を経て、甲州夢小路に新造されました。瓦で造られた時の鐘は、訪れた方々のご多幸や甲府の発展という願い事が込められているそうです。
最後に、虹はさまざまな色を含んでいる特性から、虹の旗は「共存」の象徴とされています。甲府では、古い建物を残している場所も多くあります。子供の頃、両親と訪れた場所は、年を重ねていくことで、記憶に奥底に刻まれていきます。親となって、子供と同じ場所を再び訪れた時、その記憶がよみがえり、大切な場所として受け継がれいくのだと思います。これからも甲府の文化を大切にしていきたいですね。
虹を見るヒント
誰もが幼い頃、偶然発見した虹の神秘的な魅力にさまざまな思いを感じたと思います。その体験は、大人になっても経験することが少ないと感じています。では、見る確率を上げるための裏ワザがあります。雨が止んでから、太陽と逆方向を見ます。条件があった場合、虹を見つけることができます。朝や夕方は、さらに条件が良いとされています。
・外部リンク
甲州夢小路
撮影日:平成25年9月25日