[グルメ]学生が設立したcafe&sharespace「iira」の珈琲
全国各地から集まった学生たちがcafeを運営
甲府市中央区にあるcafe&sharespace「iira」。平成25年4月27日、地元の学生が中心となって、空き店舗を改装して、cafeをオープン。廃材などを利用して、学生の力だけで、床や棚などを一から作り上げていったそうです。手作りのスペースには、温かみがある空間が広がっています。取材に伺った時も多くの学生たちが来店し、就職活動や学園祭の話題で盛り上がっていました。「新歓どんな感じなんだろうね」「面接は、どうだった」「学園祭のリーダーはどうしようか」など、学生ならではの悩みが聞こえてきました。
cafeの運営は、全国各地から集まった学生のみで行っているそうです。
数式でおいしい珈琲を提供します
スタッフの増田 陸さん。
-お店のおススメのメニューはありますか。
増田さん:「担当するスタッフによって変わります」
-増田さんのおすすめをお願いします。
増田さん:「私は、珈琲を入れるのが得意です。ラテアートも勉強中です。」
-是非、珈琲を注文させてください。どこかで修業されたんですか。
増田さん:「ここで働く学生のスタッフから教えてもらいました。ある試験管を使って正しい分量でいれます。」
-理科の実験みたいですね
増田さん:「さまざまな学科の生徒が働いているので、先輩から引き継ぎながらおいしい珈琲を提供するため追及しています」
-先輩からさまざまなことを教えていただいているのですね。
増田さん:「今年の4月からスタッフとして働いています。横浜から山梨の学校に進学したんですが、山梨の魅力を日々実感しています」
-山梨の魅力はどんなところにありますか。
増田さん:「甲府の街中は学校がたくさん存在しています。学生が集まる街なので、さまざまなことに挑戦できると思います。しかし、地域で生産された商品はブランド化されて学生には購入できない高額な値段で提供されているので、食べることができないのが残念です。」
-多くの人に甲府の魅力が伝わればいいですよね。
増田さん:「友人は、単価の安い海外から輸入された食品ばかり選んでいます。しかし、お学生でも地域の良い物を知って、魅力を感じてほしいという思いから、iiraで働いています。」
-お客さんのためのcafeなんですね。
増田さん:「就職活動や勉強などで、毎日オープンすることがとても難しいですが、ここで働くみんなが協力しながら、今後も続けていきたいと思っています。」
休日には、原付で山梨から京都まで往復してしまうというパワフルな増田 陸さん。横浜から移り住み、甲府の魅力を発見しながら、日々仲間とともに夢に向かって挑戦を続けている姿がとても印象的でした。
「配線をなおさな」「床を直さないとボコボコだよ」というスタッフやお客さんの会話が聞こえてくるiiraは、明日への活力を与えてくれる空間でした。
メニュー
Coffee 300円
Ice coffee 350円
Ice Latte 450円
Tea 350円
Ice Tea 400円
milk Tea 450円
Ginger ale 200円
Herb Tea 400円
営業時間:平日 18:00~22:00、土日・祝日 14:00~22:00
住所 甲府市中央2-11-13
・外部リンク
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