第2回HArt Beat Japan
こどもたちがプロの世界へ
平成27年6月7日、山梨県甲州市役前にて学生がさまざまな就職の仕事について学べる「第2回HArt Beat Japan」が開催されました。各出店ブースでは、山梨県内で活躍されている職人が講師となり、絵画や盆栽、書道、チョークアート、ヘアースタイリングなどの分野で実際に体験をすることができました。
ギターリペアマン
山梨県南部町の工房でギターリペアマンとして活躍しているF-ROOTS代表の佐野さん。アコースティックギター、クラシックギター、エレキギターの修理・調整などを手掛けています。ブースでは、アコースティックギターの製作過程を拝見することが出来ました。木の状態を確認し、一つの作業を丁寧に組み合わせていき、飾りつけをして一本のギターが完成する様子が分かりました。さらにその完成したギターも見ることができました。世界中で愛されているギター。山梨から一人でも多くの方に楽器の魅力を伝えて、好みの音色を奏でていただきたいという思いが伝わってきました。
ギターを購入された方は、ネックが反ってしまったり、長年使用していなかったために、いざ弾こうと思っても当時の音が出てこないといった経験があると思います。楽器は、修理・調整をして、最高のコンディションで演奏されるのが一番です。甲府市にある「昇仙峡さくらカフェ」では、水曜日に佐野さんがバリスタとして、ギタリストのみなさんの相談などを行っているそうです。是非、お立ち寄りください。
エアーブラシ
絵や文字を描く道具の中に「エアーブラシ」という物があります。米山さんは、その技術で看板などのアートを生み出しています。機械では再現できない、人間だからこそ出来る技。山梨の街に繊細な美しいデザインを描き出してくれるクリエーターでありました。
チョークアート
甲斐市名取の工房にてチョークアートを手掛けている「Merry Chalkart〜メリーチョークアート〜」。代表のKAORIさんは、オーストラリアで技術を習得してきたそうです。
現在は、モニークスチョークアート認定講師として活躍し、お店の前に飾るボードや看板などの製作を行っているそうです。指先で色を混ぜて、カラフルな色を作り上げていく体験ブースは女の子に大人気となっていました。カフェなどのメニューボード、結婚式のウェルカムボード、インテリアボード、バースデーボード、チョークアート教室などを手掛けているそうです。体験レッスンは、1回2時間程度で、作品を仕上げることが出来るそうです。
創造の翼でミュージカル
イベント後半には、各職人の方がミュージカルにて実際の仕事を披露していただきました。
少年が世界中の旅を通じて、職人から仕事の魅力を体感し、成長していくというお話
最後は、少年が創造の翼を手に入れて、夢に向かい進んでいく姿は、会場に訪れていた山梨で活躍するたちの背中を押してくれたミュージカルとなりました。
HArt Beat Japanの主題歌である「創造の翼」
創造の翼のBaやミュージカルでナレーションを務めていたメンバーの竹井さんは「これからもイベントを継続し、山梨から日本中に向けて多様な仕事があることを知ってもらいたい。まずは、身近な方たちからイベントを体験していただき、魅力を広めていってもらえたら嬉しく思います」と話してくれました。
photo by Michi
お問い合わせ先
ハートビートジャパン実行委員会
電話055-262-2899
・外部リンク
ハートボートジャパン
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メリーチョークアート
昇仙峡さくらcafe