知られざる400年の真っ赤な伝統「高萩の百八灯」
大切してきた400年の伝統
夏の風物詩といえば、市川の花火大会が全国に知られています。その山梨県市川三郷町の高萩地区にて、古くから受け継がれている「高萩の百八灯」。その歴史は、400年前にさかのぼります。人間の煩悩を表した108基の灯明。盆の送り行事として、芦川に沿った県道から光源院まで、先祖を尊びます。幸福を願い一つ一つ灯が灯されます。最後に、花火が打ちあがり、百八灯とともに川面の幻想的な光は、人々の心の中にいつまでも想い出として刻まれ、さらに子供たちに受け継がれていくことでしょう。この夏、あなたも大切な方と高萩地区を訪れてみてはいかがでしょうか。
写真:市川カメラクラブ 村松貞夫さん
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市川三郷町